2011年8月28日日曜日

<帝国>



今日のJMMの記事の中で 三ツ谷誠さんが"<帝国>"という表記をされていた。


http://ryumurakami.jmm.co.jp/dynamic/economy/question_answer524.html






 今回のG20が麻生首相の言うように「歴史的」であるとすれば、それは逆説的で


すが、中国やロシア、インド、ブラジル、中東までが、いまや<帝国>の側にいる、


<帝国>のメンバーとなった、つまりは<帝国>の支配が世界中を覆い尽したことが


明白になった、そのイベントとして「歴史的」であった、ということではないでしょ


うか。少なくともそう考える視点はあるように感じます。


 嘗てならば、Rest of the worldと括られた地域の国家指導者は、もう一つの選択


として先進国主導のこのような会議を拒否し、バンドン会議(笑)のような対抗軸提


示のための会議を主宰し、先進国、特に英米が主導してきた<帝国>的な支配体制


に、NOを突きつける方法・オルタナティブも有していた筈です。


 しかし、これら各国の指導者も今回、金融の優位を認め、<帝国>の秩序再構築を


議論するための<帝国>議会に参加してきた訳です。



無断引用マズそうな気もしたが、まだ該当URLが見れないので引用した。





なるほど、気づかなかったけど、的を得た言い方だ。


帝国主義の延長にあるのが、現在のG7だか20だか + 経済界で実現されている仕組みという事で解釈はあってるのかな。


米英帝国主義や日帝、という表現よりよほどしっくりくる。


日本は、帝国主義の利権を享受している帝国側という範疇になるわけだが、やはり帝国は生理的には嫌だと思ってしまうのは贅沢なんだろうなぁ





1 件のコメント:

myr さんのコメント...

おお! ありがとう!!
面白そう..だけど古い本なのかな..2003年か
そして値段が6000円、たけー

まぁでも多分読みます。
紹介ありがとう